Archive for the '街並みの美学トラベルスカラシップ' Category

10 月 19 2010

第4回「街並みの美学」トラベルスカラシップ研究旅行報告会

10月19日、A-ARCHITECTS.NETパーティ内にて、

第4回「街並みの美学」トラベルスカラシップ受賞者の研究旅行報告会を開催しました。

奥原徹さんはフランス-イギリス-イタリア-スペイン各国、 

奥山明日香さんはインド、サウジアラビア、イエメン、チュニジア、モロッコ各国を旅行した

報告と、研究結果についての発表がありました。

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6 月 30 2010

第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップ審査講評

第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップ審査講評 大野 秀敏(審査委員長)

芦原トラベルスカラシップも今年で5年目を迎え、徐々にではあるが、
このユニークな試みの意義が建築の学生や教師に知られる様になり
応募者も増えてきていることは関係者として喜ばしいことである。

さて、今年は24大学から46点の応募があり、選考は、芦原会と
過去のスカラシップ受賞者のなかからボランタリー9名の参加により、
慎重にかつ多面的な議論を重ねて最終的に三人を選んだ。

鈴木淳平君(卒計タイトル「マリオネット—アナロジーモデルを用いた設計の可能性—」、研究旅行計画テーマ「法規制がつくる街並と慣習がつくる街並/中国」)、二宮佑介君(同「ガジュマルマーケット」、「街並の固有性とその背景について」)、竹内吉彦(同「張りぼてと対」、「軸線空間」)である。

鈴木淳平君は、名古屋の格子状街路の一街区を再構成しようとしている。
デザインは操作的で理知的であるだけでなく、その結果できた住居群の空間にも説得力がある。
街並の基本は、相隣関係の調整に尽きるので、提案された方法は示唆的である。
中国の都市を対象として規制と建築形態の関連を探るという研究計画も卒計と連動していて好ましい。

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卒業制作概要(鈴木淳平)
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研究旅行計画(鈴木淳平)

竹内吉彦君は都心に選んだ敷地からの可能な眺めのなかからいくつかを選び出し、
それを開口によって切り取り、深い窓で視対象に視線を誘導し、
単に外部と部屋を繋げるだけでなく、各部屋に個性を付与しようとしている。
それらを箱根細工のように組み合わせることで建築に仕立てている。
研究旅行は軸線をもった建築や建築遺跡を調査することを提案し、
これもまた卒計の関心を発展させたものとして好ましい旅行計画であると言える。

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卒業制作概要(竹内吉彦)
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研究旅行概要(竹内吉彦)

二宮佑介君の敷地は沖縄県那覇市で、近年衰退が目立つ公設市場と
その周辺の小売店街にPC製の格子を組み合わせてできたメガストラクチャの屋根に住宅をいれつつ
地上面に日陰を創りだし、市場の賑わいを再生しようというものである。
南国の気候を意識したバザール空間として非常に魅力的な公共空間のあり方を提示している。
研究旅行は、イベリア半島から北アフリカの土でできた造形とでもいうべき近代以前に形づくられた集落を見に行くという。

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卒業制作概要(二宮佑介)
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研究旅行概要(二宮佑介)

近年、学生の関心が内向き傾向(海外研修への関心の薄れ、都市に対する関心の薄れ)が指摘され憂慮されているが、選ばれた案を含め、応募案を見ていると、そのような懸念が憂慮に過ぎないと感じさせ嬉しい限りである。

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6 月 18 2010

第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップ 応募作品展示

第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップ応募作品の展示を行います。

日時 : 2010年6月25日(金)、28日(月)、29日(火)  いずれも15:00-19:00
場所 : A-ARCH.BLDG. 1Fギャラリー

事前の予約は不要です。
第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップ選考対象3作品の展示をはじめ、全ての応募作品の閲覧が可能です。
是非ご来場ください。[五十嵐]

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6 月 16 2010

第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップ選考審査会

去る6月8日、第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップ選考審査会が行われました。
第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップには24大学院、46名の応募がありました。東大芦原会(東京大学芦原研究室OB)と第1回から第3回の受賞者(芦原奨学校生)、計9名の審査員による選考審査会が行われ、以下3名の方が第5回「街並みの美学」トラベルスカラシップ選考対象者となりました。

受付番号 氏名 大学院名 作品名
34  二宮 佑介 横浜国立大学大学院 ガジュマルマーケット
42  鈴木 淳平 東京工業大学大学院 マリオネット
43  竹内 吉彦 東京芸術大学大学院 張りぼてと対
(受付番号順、敬称略)

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また、審査会には以下の方々にご参加いただきました。

(委員長以下50音順、敬称略)
東大芦原会:大野秀敏(審査委員長)、青島裕之、上野武、榎本弘之、小林正美、湯澤正信
芦原奨学校:金野千恵、森川啓介、横山翔大

審査会の講評は後日アップいたします。[五十嵐]

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6 月 16 2009

第4回 街並みの美学トラベルスカラシップ応募作品の展示

第4回 街並みの美学トラベルスカラシップに選考された3作品を含む全ての応募作品を6月の火曜日(16日、23日、30日)10時~17時、A-ARCH.BLDG1階のギャラリー(千代田区富士見1-7-12)にて公開しております。是非ご来場ください。A-ARCH.BLDGへの地図はA-ARCHITECTS.NETのホームページ よりダウンロードすることができます。 [桐原]2009-0616_photo-01.jpg

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6 月 15 2009

第4回街並みの美学トラベルスカラシップの審査報告

第4回街並みの美学トラベルスカラシップの審査報告 大野秀敏(選考審査委員長)

 故芦原義信先生が提唱された「街並みの美学」の理念の深化と継承を願って設立された「街並みの美学トラベルスカラシップ」は今年で第4回を迎えた。評価対象は卒業設計と研究旅行計画で、自由応募に基づき、審査は芦原会と本スカラシップ受賞者のボランティアで行なわれる。芦原会は東京大学建築学科芦原研究室で芦原先生の教えを受けた者の集まりなので当然年々高齢化してゆく(最若年は今年で52才である)。これでは魅力の無い賞になってしまうので、昨年度から過去に受賞した人にも審査に参加して頂くことにした。かくして、他に例の無いユニークで創造的な審査が可能になった。
 今年は32作品の応募があり、審査会は6月8日(月)にA-ARCH.BLDGで行なわれた。審査に参加したのは、芦原会から加藤隆久、榎本弘之、小林正美、青島裕之、上野武、それに私大野秀敏。スカラシップ受賞者からは宇那木崇広、北雄介、金野千恵、櫻田和也、荻原秀祐が加って合計11人であった。
 本選考は、「応募者が行った街並みに関わる卒業設計作品と研究旅行計画」によっておこなっているが、「街並みに関わる」というシンプルな表現が応募者に見過ごされているかもしれない。審査のなかでは、「都市のなかの一群の建物を対象とした計画」という認識で当たっているが、必ずしも道路沿いの建物群による「街並み」でなくてもよい。ある地区の街作りの提案も該当すると考えている。そこまでは広く捉えたいが、田園地帯に孤立して建つ建物は、いくら優れた計画であっても賞の対象にはしない。旅行計画も「街並みに関わる」テーマが望まれる。単なる名作、話題作見て歩こうという計画は歓迎しない。卒計での関心を発展させた計画が好ましいことは言うまでもないが、これはもう少し広く受け入れている。また、旅行計画と卒計の両者は、一緒に見て全体で評価している。
 前置きが長くなったが、以下に、選考案の個々の講評を記す。

■和田郁子さん(No26)の卒計は、神楽坂から一筋入った地区のあり方を提案している。建築家は、居住環境をもっぱら視覚的に捉えるが、実際には人々は五感で感知している。作者は、音だけに絞り込み環境を再構成しようとする。このデリケートなテーマを、建築の卒計である以上最終的には視覚的に表現しなければならない根本的困難さがあるが、卓抜した視覚表現技術と優れたコピーライト力で描き切っている。繊細なテーマ展開に対して、建築計画は大規模な再開発計画であることの違和感などの難点も指摘されたが、この人が、街の色をテーマに集落を見に行きますという旅行計画を出してくると、もはや選ばないわけにはいかない。
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■奥原徹君(No28)の卒計は、大宮市の大宮盆栽町を取り上げ、そこに4つの敷地を求め、カフェ、グループホーム、ギャラリーの機能をもつ4つの個性的な木造建築の集合住宅を、それぞれ盆栽と関係づけて丁寧に設計している。たった4軒であるが、これが布石になり、趣の深い街の未来を描き出し説得力がある。住宅地と生産緑地が入り交じる郊外のフリンジエリアの可能性を示唆している点や様式(この場合は盆栽)を媒介としなければ自然との接続もできないと言いたげな点なども瞠目すべきところである。旅行計画は欧州の庭園と都市計画の関係を見ようというものであり、卒計と深い関係もあり、また学術的にも意味深いと評価された。ただ、あまりに正統的過ぎて挑戦性に欠けるという批判もあった。
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■奥山明日香さん(No31)の卒計は、築地市場に隣接する街区のアンコ(幹線道路から隔てられた街区の中側のエリア)の部分に、共同台所と作者がよぶコミュニティのための不思議な形態をもった食事の施設を提案している。プログラムの内容と、大掛かりな屋根の構造物の間の隔たりが気になるものの、造形力は骨太で、内部空間も強さを持っている。立面を持たない計画に「街並」かという疑問もあったが、東京の都市の将来像に対して示唆するところが多く高く評価する意見が大勢であった。旅行計画は地中海沿岸の北アフリカ諸国の伝統的な集落を巡り建築と建築以外の要素の「連動」を見ようというものであるが、卒計に示された空間の質と感性的なレベルでの連続があり説得力がある。
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6 月 08 2009

第4回 街並みの美学トラベルスカラシップの選考審査会が開催されました

第4回 街並みの美学トラベルスカラシップには10大学、32作品の応募がありました。東大芦原会(東京大学芦原研究室のOB)から大野審査委員長を含む6名、第1回及び第2回の受賞者から5名、計11名の審査員による選考審査会が行われ、下記の3名の方が第4回街並みの美学トラベルスカラシップに選考されました。[桐原]
(氏名、大学院名、作品名)
和田郁子様  東京芸術大学大学院  音街-音の聴こえる坂の街
奥原徹様  東京大学大学院  緑の静寂
奥山明日香様  東京芸術大学大学院  東京寄生台所

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6 月 04 2009

武蔵野美術大学4号館のシンポジウム「4号館 建築の創造と再生」が開催されました

6月4日リニューアルされた武蔵野美術大学4号館(旧アトリエ棟)のシンポジウム「4号館 建築の創造と再生」が開催されました。
基調講演は4号館の設計を担当した武蔵野美術大学建築学科名誉教授の保坂陽一郎氏が4号館を設計した頃の話。パネラーの赤塚裕二氏は4号館を使い続けてきた油絵学科の立場から解体も視野に入れた検討の経緯について、芦原建築設計研究所の石岡俊二氏は当初のデザインを活かし未来へ継承するための耐震と修復設計について、建築学科教授の宮下勇氏は4号館を含むキャンパス全体の計画について話がなされました。
高橋靗一氏と中谷礼仁氏を加えたパネルディスカッションの後、夕闇がせまる4号館のピロティーで懇親会が開かれました。[桐原]

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3 月 31 2009

第4回 街並みの美学トラベルスカラシップ募集のご案内

街並みの美学トラベルスカラシップ」は『街並の美学』を代表とする著作や建築作品を通して街並に対する意識の高まりに大きな貢献を果した建築家芦原義信を記念し2006年に設立されました。大学院修士1年生を対象に『街並みの美学』の観点から、卒業設計作品と研究旅行計画を審査し、研究のための旅行費用を支給します。
第4回の「街並みの美学トラベルスカラシップ」の応募作品を募集しております。募集案内(PDFファイル)をご覧いただき、願書(Excel)に必要事項をご記入の上ご応募ください。

審査員 大野秀敏 東京大学芦原研究室卒業生 他
応募資格 2009年度において日本国内の大学院修士1年在学生
応募対象 学部卒業設計の概要(A3版2枚)、研究旅行計画(A3版1枚)
賞 奨学金として勉学に資するための旅行費用30万円(最大3名)
応募締切 5月29日(金) 当日必着
主催 芦原建築設計研究所
問合せ メールのみ a-architects.net

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2009-0331_photo-03.jpg募集案内(PDF) 

↓願書(Excel)をご希望の方は、画像上でマウスを右クリックし、「対象をファイルに保存」で保存してください。↓

2009-0331_photo-02.jpg願書(Excel)

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7 月 19 2008

街並みの美学トラベルスカラシップ表彰式と研究旅行報告会

第3回 街並みの美学トラベルスカラシップに選ばれた横山翔大さん(東京大学大学院)、森川啓介さん(首都大学東京大学院)、桑木真嗣さん(横浜国立大学大学院)の表彰式と、昨年の受賞者による研究旅行の報告会がA-ARCH.BLDG1階のライブラリーで行われました。
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